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誠之小学校に越境入学は可能?

東京文京区にある誠之小学校は、東京大学が近く、学習塾も多いなど、学習環境が整っていることから、人気の高い公立小学校です。
気になる、越境入学事情についてまとめていきましょう。

 

■誠之小学校と越境入学

幼児教室に通うなど準備し、よりよい環境でお子さんを伸ばしたいと考える家庭は多いですね。
ただ、公立学校の場合には、基本的な学区が設けられていますし、区外からの越境は難しいようです。
公立学校は、住民の納税によってサービスを提供しています。
無制限に、区外の越境入学を認めると、本来受け入れるべき住民の枠を奪うことになってしまいます。
誠之小学校、昭和小学校、窪町小学校、千駄木小学校は、人気小学校四天王として注目される程ですから、越境入学についても厳しくなっており、入学説明会でも、“本来の校区の学校に通うことが望ましい”という趣旨の印刷物が配布されるほどだといいます。
誠之小学校では、白山1丁目、本郷6丁目、西片1丁目~2丁目、向丘1丁目の範囲が指定されていますから、このエリアに住む家庭のお子さんが優先されるのは仕方ないことです。
学年の学級数は、3~4クラスとなっており、区内隣接校区との調整はあっても、校区に住んでいなければ難しい様子です。

 

■誠之小学校の魅力は?

東大をはじめとした有名大学があり、私立のお受験に漏れた熱心な家庭が、伝統ある公立小学校への入学を目指すケースが多いのです。
中には、小学校入学にあわせて校区にマンションを借りて引っ越すという家庭も少なくありません。
不動産屋の紹介にも、『誠之小学校の校区』ということをウリにしている物件があるほどです。
実際に入学者の中でも、たまたま校区に住んでいたという家庭よりも、中学受験を視野に入れて『誠之小学校』に入学したという人の割合が多いとも言われています。

・教育熱心な家庭が多い。
・この先の進学に取って恵まれている環境がある。
・大きな規模で活気があふれる環境の中で学べる。
・小学1年から英語教育が始まる。
2015年の児童在籍数は684名と、やや減少傾向です。

 

■文京区と人気小学校

文京区は、東京大学、筑波大学、お茶の水女子大学、日本女子大学など大学や研究機関が集まっているエリアです。
高学歴な人や、研究職についている人が多く、教育に対しても熱心な家庭が多いのも自然なことでしょう。
公立学校に通わせながら高い学力をつけたいと考えるのでしたら、誠之小学校、昭和小学校、窪町小学校、千駄木小学校の校区での家探しを検討しておきたいですね。
入学予定前年の10月中旬には、住民登録している家庭に健康診断などの案内が送付されますから、入学に合わせた引越しなら、9月くらいまでに決めておくことがポイントになります。

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