都内のどこへ行くにも便利で、商店街から大型店まで、買い物スポットも豊富な赤羽。
飲み屋街も充実しているので、帰りにちょっとお酒を飲みたい人にも魅力的ですね。
そんな赤羽の住みやすさと治安についてお話ししましょう。
■庶民のマチ赤羽の治安について
北区は高齢者が多く、昭和な街並や商店街が残るエリアが多いですが、赤羽でも、駅の東口側には昔ながらの個人経営の居酒屋がひしめき合う路地が健在です。
都心に勤めるサラリーマンや勤労者が多く住む街ですから、仕事帰りに一杯飲んで家路につくお客さんでいまも賑わっています。
お酒の好きな人なら赤羽に住んで、はしご酒をしてみたいと思うのではないでしょうか。
また、商店街や、ダイエーなど庶民派のスポットが並んでいます。
一方、西側にはアピレ、イトーヨーカドー、ビビオ、その奥にはマンションやUR団地が並ぶ地域が広がっています。
駅周辺の東側は、雑多なイメージが強いものの、犯罪の発生件数そのものが高いワケではなく、都会で必要なそれなりの注意を払えば危険な目に遭うこともないでしょう。
ただ、路地のように入り組んだ場所では、人気の無い場所やあかりのないところもあります。
都会暮らしの最低限の防犯意識は持ちましょう。
■どんな犯罪発生率が高い?
赤羽がある北区の犯罪発生件数は…
刑法犯発生件数(平成28年)は3,230件、犯罪発生率は0.93%。
赤羽での犯罪発生数は、1,028件、犯罪発生率は0.96%。北区全体よりやや高いですが、人口が赤羽周辺に集まっていることを考えると自然なことでしょう。
(警視庁:自治体別刑法犯発生件数を参考にした数値です。)
東京全体でみたときの犯罪発生率は、1.56%ですから、平均的な数値よりも低いことがわかります。
詳しくみると、349件の自転車窃盗、万引き、粗暴犯がそれぞれ70件ほどとなっています。
主要路線の埼京線の痴漢発生率が多く、赤羽でも痴漢などの性犯罪が多いのではないかというイメージを持たれるかもしれませんが、地元の自治体が防犯パトロールに取り組むなど、年々そうした犯罪は減少しています。
路上強盗など、日常を脅かす犯罪もおきていませんし、治安は良くなっています。
■住みやすさと治安の良さを評価すると?
UR都市機構による大型団地『ヌーヴェル赤羽』をはじめとした住宅物件が豊富です。
また、池袋などへのアクセスもよい割には、4~5万円といった物件に出会うこともあり、条件を問わなければ安い部屋を見付けられます。
駅周辺には、日常のお買い物に便利な大型店と商店街が揃っていること、自治会パトロールなどで、犯罪率も低下していることをあわせて考えると、住みやすい街といって良いでしょう。