歴史ある庭園『六義園』や神社、ちょっぴり昭和な雰囲気が残る街並みなど、駒込は独自の魅力を放っていますね。飛鳥時代の息吹から、おしゃれレストランまで、駒込らしさが味わえるおすすめスポットを紹介しましょう。
■歴史を感じさせる駒込スポット
駒込といえば、都立文化財庭園『六義園』というほど有名な公園で、始まりは、元禄年間(1688~1704)柳沢吉保別邸としてだといいます。
格式ある日本庭園を、一般の人が気軽に楽しめます。
また、歴史のある神社が多い駒込地区の中でも、『駒込妙義神社』は、ヤマトタケルノミコトが陣営を構えたことがあり、建立は飛鳥時代だといわれています。
日本の起源を語る時代から、時代の主要人物が出入りし、古くから人が暮らしていた土地柄です。
サクラ開花の標準木にもなっている“ソメイヨシノ”は、駒込地区の“染井”で生まれたサクラです。
この染井には水戸徳川家墓所となっている園『染井霊園』があります。
ソメイヨシノをはじめ、緑あふれる安らぎが感じられます。
歴史上の有名人が数多く眠り、水戸徳川家公爵家の方はもちろん、岡倉天心、二葉亭四迷もこちらに眠っています。
駒込は現在、文京区と豊島区に分かれていますが、駒込地区には歴史を感じさせるスポットが数多くあり、散策にぴったりな場所が豊富です。
■商店街で下町気質を味わう
六義園・旧古河庭園からも近い場所に『霜降り銀座商店街』があります。
昭和レトロな雰囲気と、個性的なお店が集まっているところが魅力。
駒込に暮らすなら、古き良き東京の魅力を感じながら、商店街でお買い物するのも良いかもしれません。
ほかに駒込地区には、『駒込東銀座東栄会』『駒込銀座商店街振興組合』『染井銀座商店街振興組合』などがあり、住宅街からほどなく商店街が見つかる感じになっています。
■東京スイミングセンター
日本有数のトップ選手たちが練習場所として利用しているスイミングセンターです。
ベビースイミングや、一般向けのスイミングメニューを楽しむことが出来ます。
憧れのトップ選手に遭遇できるかもしれません。
この隣に、『東京染井温泉AKURA』があります。
岩盤浴、きれいなリラックスルームも完備されているので、ゆったりくつろぐことができます。
東京の真ん中で天然温泉が楽しめます。
■おしゃれなレストラン
『CUCINA Pulcino』(東京都文京区本駒込6-15-9フォレスタ六義園 2F)
窓から六義園が見える場所にあり、手ごろなランチと、素敵な雰囲気がおすすめのレストラン。
『トラットリアイタリア』(東京都文京区本駒込2丁目28−10 文京グリーンコート1F)
焼きたての窯焼きピザがサクサクしておいしい。
『岩むら』(東京都豊島区駒込2-7-20)
旬の味を生かした和食が楽しめる料亭。夜はお高めですがランチなら1300円ほどのメニューもあります。