駒込は、山手線と南北線の二線が使えて利便性がよく、六義園などの歴史的庭園を有する落ち着いた街です。
その割に、他の山手線沿線地区と比べて、家賃相場が安いと言いますが本当なのでしょうか?
駒込の家賃相場と、住環境についてまとめてみましょう。
■山手線沿線地区と相場を比較
大手検索サイトの相場を参考に、各沿線地区の相場をピックアップしてみましょう。
(2017年3月末しらべ)
『渋谷』
1LDK:22.3万円 18.9万円
2LDK:31.77万円 25万円
『恵比寿』
1LDK:23.14万円 19万円
2LDK:30.88万円 25.3万円
『品川』
1LDK:15.6万円 19.58万円
2LDK:26.0万円 27.54万円
『駒込』
1LDK:13.57万円 12.80万円
2LDK:15.33万円 14.60万円
『田端』
1LDK:12.80万円 12万円
2LDK:14.41万円 14.95万円
山手線はやはりの人気の沿線が多く、全体に家賃相場が高めです。
特に、西寄りの地区の相場が高く、北東地区は少し低いという相場になっています。
駒込から、田端、日暮里、鶯谷といった駅の周辺では、山手線でありながら2LDKが15万円を切る相場になっているのは注目です。
駒込の場合には、大きな商業施設がないことから、地味なイメージを持たれることが多いのが関係しているのかもしれません。
■駒込の住みやすさと魅力
東京で家探しをするときに、耳なじみのある、都会的な街に住みたいと思う人が多いこともあって、恵比寿や渋谷の人気が高いようです。
駒込は、東京大学や研究機関が多い文京区に隣接していて、近くに六義園のような庭園があります。
大きな繁華街がないところに、住みやすさや落ち着いた雰囲気を感じる人にはあっているでしょう。
大型店や映画館がないことをあげて、駒込周辺の利便性が良くないという人もいますが、駅近くには、霜降銀座商店街があり、そこには24時間営業の「エネルギースーパー たじま」があります。
帰りが遅い人でも、スーパーで買い物できますし、ちょっとした居酒屋など、食事が出来るところも多いですから、住んでみると利便性が悪いというイメージはそれほど感じないでしょう。
■駒込の家賃相場はリーズナブル
駒込周辺の住環境は、文教地区が隣接していますし、駅周辺も大型商業施設がなく、どちらかと言えば落ち着いた雰囲気です。
子育て家庭にとっては、山手線沿線で2LDKが15万円前後の家賃相場というのは、とても魅力的です。
日暮里や鶯谷と比較して、池袋よりです。
都会的な空気を味わいたい時には、池袋、新宿、渋谷に出ていく暮らし方もありです。
人気の山手線沿線で家賃相場がリーズナブル、落ち着いた環境といった条件の物件を探しているなら、駒込はおすすめのエリアなのです。