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池袋“ふくろ祭り”と“東京よさこい”

池袋といえば、東京の中でも賑やかな商業地ですが、毎年、神輿や盛大な踊りの祭典が繰り広げられています。
ふくろ祭り・東京よさこいとして2017年には50回を迎える大きなお祭りです。

 

■ふくろ祭りと東京よさこい

例年、9月の最終土曜、日曜と、10月はじめの土曜、日曜に開催されています。
東京の祭りといえば、浅草など下町情緒漂う神社が主催する祭りを思い浮かべますが、池袋では、西口周辺の4つの商店街が主催しています。
東京オリンピックから数年後の昭和43年、高度経済成長の真っ只中でスタートしたお祭りです。
9月末(前期)は、神輿がメインイベントとなり、『ふくろ祭り』、10月はじめ(後期)は、踊りの祭典『東京よさこい』がメインとなります。
まつり期間中の西口公園では、縁日やステージでイベントが賑やかに繰り広げられ、祭りを盛り上げます。
そして、神輿や東京よさこいでは、池袋の駅前を含め、街を練り歩き、商業都市池袋が祭りの熱気に包まれます。

 

■ふくろ祭りの神輿

宵神輿は、池袋駅西口の東武百貨店前から夕方6:00頃より発進し、日が落ちてゆく街のなかを練り歩きます。
手作りでしあげられ長年使い込まれた神輿の数々が、ぶつかり合い、勢いを競い合います。
なかでも、一番神輿をはる地元の連合神輿は三尺を超える台座をもち、最も存在感を放っています。
地域を結びつけるシンボルとなっています。
ぶつかりあいながら人の波の中を進む神輿の担ぎ手には、近年、外国人も増えて来ました。

 


■進化を続ける“東京よさこい”

10月初旬の日程は踊りがメインの祭典となります。
やっさ、かっぽれなどをみることが出来る踊りの祭典と、東京音頭をベースにした“東京よさこい”に熱気が高まります。
近年、北海道の“よさこいソーラン”のように、土地にゆかりのある音楽でよさこいを踊る祭りが盛り上がっていますね。
東京よさこいでは、東京音頭をベースにした、思い思いのアレンジで、107ものチームがその踊りを競います。
関東周辺からの参加チームが多いのですが、北海道や香川県のよさこいチームの参加もあります。

 


■ふくろ祭りへのアクセス

若者の街のイメージが強い池袋ですが、神輿と踊りのパワーで老若男女が楽しめる熱い祭りとなっています。
神輿、東京よさこい当日の日曜日は、池袋駅前からロサ会館までの一帯に、交通規制が敷かれ、自転車ものって通行することが出来ません。
山手線を利用するか、埼玉からなら西武池袋線、地下鉄なら東京メトロの丸ノ内線、副都心線、有楽町線を利用してみましょう。

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