マンションのデメリットは？

一戸建てよりも利便性の高い立地に住みやすいマンションですが、デメリットはあるのでしょうか？
“マンションor一戸建て”、“賃貸or購入”か、でも迷いますね。
マンション購入で気をつけておきたいポイントをまとめてみましょう。

■マンションと一戸建ての購入を比較

マンションの良いところは、交通アクセスの良い場所に、一戸建てよりも物件が見つけやすく、価格も安く済むところでしょう。アクセスが良ければ通勤時間短縮も見込めます。
一戸建ては、マンションと比べて、騒音などの気兼ねなく過ごせるところがメリットです。
子育てをするには、自宅でのびのび過ごせる一戸建てが良いという考えなら、通勤時間が長くなっても一戸建てに魅力を感じるでしょう。
どういった生活スタイルを選ぶかが問題になります。
3000万円前後の借り入れならば、金利2%の35年ローンボーナス払い無しで、10万円程度の返済額になります。
自己資金1500万円ならば、4500万円までが圏内になってきますから、マンション、一戸建てどちらも購入できそうです。
マンションでは修繕費・管理組合費が決められていますから、返済の他に毎月２～３万円の費用がかかります。戸建ては、自己管理です。

■マンションは購入と賃貸のどちらがいい？

マンションは購入すると、ローン返済、修繕費・管理組合費、固定資産税がかかります。
賃貸の場合には、敷金礼金などの初期費用と、家賃・管理費がかかります。
転勤が多く引越しの予定がある場合や、家族構成によって住み替えを考えているなら賃貸で過ごすほうにメリットを感じるでしょう。
マンション購入では、ローンを払いながら、転勤先での家賃を支払うことになります。
この場合、①賃貸で貸し出すか売りに出すか、②単身赴任で家族が住み続けるかになるでしょう。
転勤先に社宅があり、単身赴任手当も出るなら、お子さんが転校を繰り返さずに済むように、所有マンションをキープするという考え方もあるでしょう。
住まなくなったら、売るか貸すという選択肢もあります。
このあたりは一戸建てでも同じ考え方ができます。