不動産購入

不動産購入の流れは?

不動産購入は、大きな買い物ですから納得ゆくものにしたいですね。ローン申込みや契約のタイミングなど、物件購入の進め方はわからないことも多いものです。販売形態が分譲か仲介によっても違いがあります。不動産購入の流れ、知っておきたいことなどをまとめてみましょう。


■分譲物件購入の流れ

分譲の場合には、物件探しをし、候補の現地見学をいくつかした上で物件を絞込、購入申し込みをします。
契約を結ぶ相手は、分譲物件の持ち主である業者で、直接契約になります。
購入申し込みの時に、手付金や申込金をいれて欲しいと言われることがありますから、自由になる資金を確保しておきましょう。
⑥の申込金では10万円程度、⑧の売買契約の手付金では、価格の10~20%を目安にしていますが、切り良く100万円という場合もあります。

<分譲物件の場合>
① 物件の希望優先順位を整理しておく
② 予算を決める
③ 物件を探す
④ 現地を見学
⑤ 具体的な資金計画
⑥ 購入申し込み(申込み金を用意)
⑦ 重要事項説明(宅建資格者から説明を受ける)
⑧ 売買契約(手付金)
⑨ 住宅ローンの正式契約(正式な売買契約後)
⑩ 引き渡し


■仲介物件購入の流れ

分譲物件を購入するときとの違いは、『仲介業者からの紹介を受けて物件探しをする』ことと、『仲介業者と媒介契約を結ぶ』ことです。
仲介業者に間に入ってもらい、売買契約を結ぶ相手は物件の持ち主になります。
中古住宅購入の場合には、⑥の契約前に、ホームインスペクションを受け現状把握や、瑕疵保険への申込みを行うケースもあります。
⑧の正式契約のときには、価格の10%~20%、または100万円など売買を行うもの同士が了承した額の手付金を預けます。

<仲介物件の場合>
① 物件の希望優先順位を整理しておく
② 予算を決める
>>仲介業者を探し決める
③ 物件を探す(仲介業者から紹介を受ける)
④ 現地を見学
>>仲介業者に仲介を依頼する(③~⑧の間に媒介契約を結ぶ)
→契約時に媒介契約を結びます。
⑤ 具体的な資金計画
⑥ 購入申し込み(申込み金が必要な場合あり)
⑦ 重要事項説明(宅建資格者から説明を受ける)
⑧ 売買契約(手付金)
⑨ 住宅ローンの正式契約(正式な売買契約後)
⑩ 引き渡し


■仲介業者なしリノベも注目

仲介業者ありの場合には、媒介契約を結び、売買契約成立の際に仲介手数料が発生します。
仲介業者なしで業者が所有している物件の購入を決めた場合には、仲介手数料は発生しません。
中古物件を購入する場合、現状渡しの物件と、リノベーション、リフォーム済みのものがあります。
最近は、業者が買い取って価値を高めて販売するスタイルで、おしゃれで補償も付いている物件が出回っています。
仲介無しで購入できるこうした物件なら、分譲と同じステップで購入可能です。

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