不動産購入

競売物件利用のメリット

安く購入できるようで、リスキーなイメージが拭えない競売物件。優良な物件は人気が集まりなかなか落札が難しそうです。しかし、自分で落札するだけでなく、プロに代行してもらったり、プロが手をいれて再生した物件を利用したりするなら、メリットも大きいのではないでしょうか。競売物件のメリットをあげてみましょう。


■競売物件のメリット

『売却標準額は市場価格の3割引き』
入札の基準となる、売却標準額そのものが、市場価格よりも安くなっていますから、競売で入手できれば、安く購入できる可能性が高いです。都市部では、人気物件は売却標準額よりも高い価格になることもありますが、条件によって価格に幅があります。

『ジャンルが豊富』
競売の対象になる不動産は、オフィスビル、店舗、住宅、農地、原野など、あらゆる不動産です。一般の不動産業者では、住宅専門、あるいはタワーマンション中心など、分野が決まっていることがありますが、競売では、同じ競売・入札形式で扱われています。

『希少物件の購入チャンス』
競売ではどんな不動産でも競売にかかります。
・道路に面していない
・狭小地
一般の人にとって利用価値がない不動産でも、競売の対象になります。
このため、不動産屋の仲介では出会えない希少物件に巡り合うチャンスを持っていると言えます。

『落札しなければ費用はかからない』
入札に申し込むには、売却標準額の2割ほどの、買い受け保証金を振り込まなければなりません。2000万円の物件なら、400万円、5000万円の物件なら1000万円です。
額は大きくなることが多いですが、落札できなければ、全額返って来ます。

『スキルによって収益を大きくできる』
権利関係、法規則に詳しければリスクに対処でき、対応力が高いほど収益を大きくできます。
問題を抱えている物件は、誰もが手を出しにくいですが、知識と経験があって、スムーズに解決できるのであれば、競合相手が少ない分だけ、有利になります。
それだけ、プロ志向の市場とも言えますが、消費者に取っては、“リスクを抑えて、手頃な価格で利用できる不動産が増える”ととらえることができるでしょう。


■競売物件をプロが扱うと…

料理に例えると、競売物件は、土付き野菜や、ふぐ、マグロ1匹、生きたままの黒毛和牛のようなもので、料理の仕方や、食材として使えるように下ごしらえが必要です。
一般流通物件は、スーパーで並ぶ、パック野菜や、切り身といったところで、一般の人がリスクなく使いやすい形になっています。
競売物件も、プロが扱って、一般の人が手に取りやすくなっていれば、利用しやすいですし、産地直送のように、自社でデザインやリノベーションを扱う業者なら、メリットも大きいのではないでしょうか。

★競売情報
http://981.jp/agent0_qurep.html

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