不動産購入

競売物件には事故物件も含まれる

競売は格安で不動産が手に入りますが、中には事故物件も含まれます。物件内で人がなくなっている場合には心理的瑕疵(かし)と呼ばれ、一般流通でも価格が下げられていることがおおいものです。競売物件が事故物件か調べることはできるのでしょうか?


■競売物件の事故物件

競売にかけられること事態、特殊な事情を抱えている場合があります。裁判所は、心理的瑕疵については関知しませんが、不動産鑑定士が行う聞き取り調査などで、不自然死があったことがわかれば、評価額に反映させる場合もあります。
調査の段階でわかっている場合には、『現状調査報告書』『評価書』『物件明細書』に記載されます。
けれども、一般の不動産取引と違って、競売は現状を自己責任で引き受けるのですから、瑕疵についての保証はどこにも求めることができません。
訳あり物件に出会う確率が高めだと覚悟して、独自調査をしっかりする必要があるでしょう。
ただ、事故物件はネガティブなイメージを持たれる分、調査の段階でわかっていれば、売却標準額が低く設定されることがあります。
不動産関係の知識や、法律に詳しい人プロなら、安さを利用して上手く利益に結びつける人もいます。


■競売の事故物件活用例

事故物件と言うだけでも価格が下るうえ、競売での処分となればかなりの低価格が予想されます。競売では、現状引き渡しが普通ですから、残置物の処分や、修繕費用がかかります。
しかし、低価格で購入できますから、リノベーションをかけたり、建て替えたりすることを視野にいれておけば、市場価格よりも安く物件を入手でき、お得になる可能性があります。
十分な調査の上、利用価値があると判断した人が入札に臨むことになります。
実際、事故物件であることを表に出して、格安の価格をウリにして人気を集めている不動産業者もいるほどです。
購入者の価値観、利用方法によっては、十分活用されているということです。


■いわくつき物件はトラブルが心配…

事件で人が亡くなっている場合、いくら購入費用が安くても、トラブルが心配だという場合、業者を介して購入すると安心です。
引き渡しでもめたり、残置物の扱いに頭を悩ませたりという、競売ならではの難しさはプロに任せて、オトクな物件を他の市場物件と同じように購入できるのです。
都心の便利な場所に物件を探したいけれど、予算をかけたくない…という場合、業者が扱う競売物件を検討すると良いでしょう。
 “事故物件”というネガティブな要素を緩和して、価値を高めている物件なら、お得なのは、間違いなしです。

★競売情報
http://981.jp/agent0_qurep.html

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