個人が売主の場合、不動産を売却した際に不動産自体に消費税はかかりません。
例えば、3000万円で売れても、消費税は0円になります。
しかし、実際に不動産を売却する際に、必ずしも3000万円がお手元に残るとは限りません。
他にもさまざまなお金がかかってきます。
今回は、「不動産売却の際にかかってくる代表的な費用」の一部について解説します。
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①不動産への仲介手数料
多くの方は不動産会社を通して買主を探し、売却を行うと思います。
仲介手数料とは、そのように不動産会社が買主を探して売却を行うお手伝いをする際にかかる費用になります。
手数料の上限は取引の金額によって決まっており、売買価格が400万円超の場合は３％＋６万円と消費税になります。
（例）3,000万円で売却
3,000万円×３％＋6万円と消費税→1,056,000円
（消費税10％で計算）
②抵当権抹消費用と一括返済手数料
金融機関からお借入れを行い、抵当権が付いている場合は抹消費用として、およそ約3～5万円ほど掛かります。
また、登記簿上の所有者の住所が現在の住所と違う場合、住所変更費用もわずかですが掛かってきます。
なお、上記に該当しない方は基本、費用は掛かりませんが、
これは関東のお話であり、関西方面は基本掛かることが多いようです。 次に一括返済の手数料につきましては、金融機関によって金額が変わりますんで、金融機関に確認してみてください。
③印紙税
印紙税は、売買契約書に貼付する印紙代のことでございます。
＜一千万円を超え、五千万円以下が1万円＞
＜五千万円を超え、一億円以下が3万円＞
となります（2021年2月現在）。
④測量費用
土地、または不動産を売却するときには測量費用がかかることがあります。
測量というのは土地や不動産の面積を調べるものです。
隣接地との境界を確定させて土地の面積を明確にするために行います。
測量費用は土地の面積や土地の形によって異なりますが100㎡（約30坪）程度で50～100万円位はかかることが多いです。
隣接する方と境界の位置について揉めてしまい（境界紛争）、土地の面積が明確にできないと、土地を売却することが難しい場合もあります。
⑤解体費用及び家屋の滅失登記費用
戸建の売却の際は掛かってくる可能性がございます。
およそ100㎡（約30坪）程度で150万円～230万円ほど掛かりますが、全面道路から重機を入れることが出来るのか？等で金額が全然変わってきますので、注意が必要です。
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税金を含め、細かくみると他にもかかってくる費用がありますので、実際にどのくらいの費用がかかるのかを売却する前に、不動産会社にしっかり確認しておくことが大切です。
実際にどのくらいかかるかについて、具体的に解説することもできますので、私たちにお手伝いできることがありましたらご連絡ください。
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