家の購入や売却は、一生のうちそうなん度も経験するものではありません。不動産の売却はどのような手順で進むのでしょうか?不動産を売却する時の手順や、知っておきたいポイントについてお話しましょう。
■不動産売却の手順は?
① 相場を知って希望売却額を設定。
② 不動産会社を探し物件の査定依頼。
③ 媒介契約を結ぶ(仲介を依頼する)。
④ 不動産を売り出す。
⑤ 購入希望者と交渉する。
⑥ 重要事項説明に必要な調査、不動産屋から購入希望者に重要事項説明。
⑦ 売買契約。
⑧ 代金の受領。登記申請を行い、不動産を引き渡す。
ただし、住替えの場合には、住んでいた家を売却して支払いに充てる、ローンの精算をするといったことが絡んできます。
先に売却してから新居の購入をすすめる場合には、資金計画が立てやすくなりますが、引き渡しの時期が、新居の引き渡しの前になる場合には、仮住まいに一度引っ越してから新居に移ることになります。
購入を先に検討する場合には、じっくり選ぶことができますが、もとの家のローンがのこっている場合や、新居の購入資金に売却して得たお金を充てようと考えている場合には、予定通りの額で売れなければ購入を断念しなければなりません。
■不動産会社に買い取りしてもらう場合
仲介して買い手を探してもらう方法の他に、不動産会社に買い取りしてもらう方法があります。
この場合には、調査・査定を行って出された価格の提案と、売り主の希望価格をすり合わせし、条件が合えば売買契約を結び、売却が成立します。
仲介で相手を探す手間がありませんから、仲介で売るときの②から一気に⑥に飛ぶようなものです。
① 相場を知って希望売却額を設定。
② 不動産会社を探し査定を依頼。
③ 査定額と希望額のすり合わせを行い、売却額を決定。
④ 売買契約。
⑤ 代金の受領、登記申請を行い、不動産を引き渡す。
買い取りを得意としている業者への売却なら、購入希望者があらわれるのを待つ時間や、その間いくらで売れるのか気を揉むこと無く、スピーディーに売却が進みます。
■どのように売却をすすめると良いか
競合相手がたくさん現れる要素はありますか?
そうした場合は、仲介業者に購入希望者を探してもらうと、より高額に売却できる可能性があります。
ただし、あまり強気な額で粘りすぎると、話がまとまらず時間がかかってしまいます。
相場を知り、客観的に買いたいと思ってもらえる額にするのがポイントです
売却を早く進めたい場合や、すぐにいくらで売却できるか知りたい場合には買い取り対応ができる業者に相談すると良いでしょう。