リフォームで新築さながらに住宅が蘇るTV番組で、リノベーションもすっかり浸透しましたね。
国土交通省でも『住宅ストック循環支援事業』が始まり、希望のリフォーム実現のチャンスが広がりました。
■中古物件のリノベーションが注目!
『住宅ストック循環支援事業』(2016年11月1日事務局開設)と伝えられ、中古住宅を活用する政策が推進されています。
(参考)国土交通省 『住宅ストック循環支援事業』
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000121.html
とくに都市部では、立地条件の良い場所にある中古物件の活用が進められれば、少ない予算で便利なところに住むチャンスが広がります。
今までの日本の住宅市場は、欧米に比べて、新築嗜好が強く、中古住宅を資源として活用することが政策として推進されるようになりました。
リーズナブルに中古物件を購入し、補助金を利用して好みの住宅にリフォーム、リノベーションするというのは、むしろ、建売新築よりも夢があります。
レギュラー放送は終わってしまったものの、TV東京『劇的!ビフォーアフター』では、数々の“難あり物件”が、見事に生まれ変わりました。
かつては『中古物件⇒築年数が古い⇒暗い、使いにくい』というマイナスイメージがありましたが、技術の進歩でかなり自由な改修が可能だと言うことがわかります。
■中古リフォーム・リノベーションの難しさ
中古住宅を理想の住まいになるように手を入れるときに重要なのが、『安心安全な住まいを予算内で仕上げてもらう』という点です。
いくらデザイナーズ仕様でおしゃれな作りでも、安心安全との両立が出来ていなければ価値がありません。
躯体の強度を無視して開口部を広げることは出来ませんし、インスペクション(住宅診断)による機能の保証を得た上で、希望を叶えて行くことが大切です。
一般的な修繕しか手がけていない業者では、物足りなく、新築ばかりを扱う業者でも、リノベーションのノウハウや予算の面で不安です。
■リフォームやリノベーションを任せられる業者は?
リフォームの難しさをクリアしてくれる業者選びのポイントをあげてみましょう。
① 「中古市場+リフォーム工事+資金」をトータルに見てくれる業者。
② リフォーム工事や設計の知識を持っている業者。
③ 物件選びから工事内容決定、引き渡しまでの調整をしっかりやってくれる業者。
リフォーム(修繕)にとどまらず、さらに新しい価値を加えるのがリノベーションです。
年数が経った中古住宅でも、新しい技術を使った改修と、設備の入れ替えを施して、個性的な住まいに生まれ変わることが出来るのです。