「山手線沿線は各方面へのアクセスが良く便利だけれど、相場が高そうなので無理!」
こんな風にアプローチせずに諦めていませんか?
実は、探せば手頃な物件が見つかるというお話をしましょう。
■山手線沿線と高額家賃
山手線はどこへ行くにもアクセスが良いので、沿線に住むと大変便利です。
さらに、新宿、渋谷、恵比寿は住みたい街ランキングの上位にあり、お金に余裕のある人しか住めないというイメージが付いています。
ワンルームなら10万円を切る物件もありますが、ファミリーでは2LDK以上になりますから、軒並み20万円を超えてきます。
(参考)スーモ
<ワンルーム相場>
https://suumo.jp/jj/chintai/kensaku/FR301FB034/?ar=030&bs=040&ra=013&rn=0005&sort=1&ts=1&mdKbn=01
<2LDK~>
https://suumo.jp/jj/chintai/kensaku/FR301FB034/?ar=030&bs=040&ra=013&rn=0005&sort=1&ts=1&mdKbn=04
家賃を手取り収入の3割とするなら、毎月の家賃に20万円以上かけられるのは、収入が60万円以上(サラリーマンの支給額なら75万円は必要)と考えると、誰もが住める環境ではありません。
■山手線の家賃相場には穴場が存在します!
山手線も北側の駒込、田端から日暮里、鶯谷にかけての家賃相場が3割ほど安いのです。
前述のスーモのページを見ていただくとわかるのですが、高額家賃の場所とくらべて、全体的に相場が安く、駒込のワンルームは6.8万円、2LDK以上では15.3万円となっています。(2017年3月末調べ)
特に、23区のなかでも北~東に掛けてのエリアは、今まで開発が盛んではなかったこともあり、おしゃれで都会的なイメージが煽られることもなく、家賃相場も高騰することなくきています。
住宅の築年数を重ね、リノベーションやリフォームが盛んに行われるようになると、見た目はキレイにリフォームされている割に、家賃はそれほど高くないといった現象も起きてきます。
間取りまで変更を加えているUR住宅は激安とは行きませんが、立地の利便性と、最新式の設備が入っているという点では、お得感があると評価されています。
もし、駒込周辺に物件を持っているなら、リフォームを得意とする業者に相談して、家賃を落とさずに入居者にお得感を感じてもらえるのではないでしょうか。
■駒込が穴場と言われるワケ
・山手線の相場から言うと穴場
・質のよい中古、やや古い物件が豊富
・文京区に隣接し大学、研究機関が近い
・六義園など歴史ある庭園がある
・繁華街ばかりでなく落ち着いている
都会的なスタイリッシュなライフスタイルを求める方には、少し地味なイメージになるかもしれませんが、巨大な繁華街からすこし距離を置いた生活を望む場合にはぴったりです。
好立地のリノベーション物件は注目されやすいですし、売りたい物件があるなら、リノベーションのセンスに優れた業者に相談すると良いでしょう。