賃貸事業部

家賃が安い理由にはどんなものがあるの?

できるだけ安い家賃で住めるのはありがたいことですが、あとで「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、“家賃が安くなる理由”を紹介しましょう。
許容範囲の理由なら掘り出し物ということですね。

 

■ちょっと不利な環境だから安くしている

① 駅から遠い
② 買い物できるところから遠い
③ 歓楽街が近すぎる
④ 線路に隣接、または、交通量が多く騒音がある
⑤ 設備がふるい、建物そのものが古い
⑥ クレーマーがいて問題が起きやすい
⑦ 坂の下でどこへ行くにも上り坂
⑧ 道幅が狭い、出入りしにくい立地
⑨ 日当たりが悪い、結露やカビが出やすい
⑩ 定期借地(短期間の契約しか出来ない)
家賃は、需要と供給のバランスで決まります。
一般的に不人気、不便という要素が大きいほど、入居希望者がつきにくく、家賃価格を安くして募集することになります。
⑨のように、物件の質そのものが悪い場合は、安くても住みたくない場合があるでしょう。
ただし、①②の場合には、自転車で行動することが多いならそれほどこだわらなくても良いですし、③も独身男性ならデメリットに考えないかもしれません。
『一般的には歓迎されないけれど自分は許容範囲』という部分がある物件にめぐり合えば、家賃が安くてラッキーと思えるでしょう。

 

■心理的瑕疵(かし)物件も家賃が安い

瑕疵(かし)と言うのは、欠陥・欠点のことを指します。
すぐ近くにお墓がある、事件現場や自殺者がでた物件など、心理的に負担になるデメリットを持った物件を、“心理的瑕疵あり”と表現します。
賃貸契約を結ぶときには、重要事項説明の義務にしたがって、瑕疵になりうる事項については了解を得る事になっています。
ただし、物件で人が亡くなっているといっても、自然死や亡くなって年数が経っている場合には、告知義務からは外れます。
最近では、心理的瑕疵物件と言うことを知らせた上で、相場の半値以下の家賃で貸し出すケースも増えています。
都心で駅チカの物件が破格の3万円以下などということもあり、そうした物件に住んでネタにしている芸人さんもいますね。

 

■良質の物件を安い家賃でゲットするには?

多くの物件は、次の要素を周辺の相場に照らして家賃が決まります。
・立地(駅からの近さ、環境)
・築年数
・間取り
条件のどれかのレベルを下げることで、家賃を抑えられます。
最近は、リノベーション物件など、築年数は経っているけれど内装がおしゃれになっていたり、設備が最新のものになっていたりする場合があります。
都内の立地の良い場所で、そうした魅力ある物件が出ていることもあります。
エリアに詳しい地元業者から、情報を集めると良いですね。

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