不動産オーナー様へ

空室リスクをあげる原因はなに?

賃貸オーナーに取って空室リスクは心配の種ですね。
それなりに修繕をいれ、広告費をかけているのに空室になってしまう場合もあります。
空室リスクをあげる原因を洗い出していきましょう。

 

■入居者のニーズにあっていないのでは?

物件の立地と間取りによって、ターゲットを絞ることが大切です。
具体的なエリアの情報が不足している場合には、地元に特化した不動産業者に相談するなどすると良いでしょう。
入居者のニーズとのミスマッチ例を挙げてみましょう。

『2LDK以上はファミリーと決めつけていた』
都内で2LDKの場合、間取りだけで単身者のニーズが無いと決めつけていませんか?
家賃が10万円前後で提供できるのなら、単身者のニーズが見込めるかもしれません。
保育園や小学校等、小さなお子さんがいる家庭に必要な施設が近くにないなら、単身者をターゲットにする方法も検討しましょう。
エリアのブランド力で部屋探しをしがちな単身者でも、広くて家賃が安ければ飛びついてくる可能性があります。

『単身者向けなら追い焚きはいらない?』
オーナーとしては、より少ない投資で大きなリターンを望みたいところですが、一点豪華で空室リスクを下げることが出来ます。
周りに銭湯がなく、単身物件は小さなユニットバスしかついていない…となれば、追い焚き付のお風呂がキメテになる入居希望者がいるはずです。

『個性やウリを絞り込めていなかった』
現在、空室に悩んでいるとしたら、数多い競合物件の中で、入居希望者の心に刺さるメリットがないと言うことです。
視点を変えて、ターゲットやウリを見直す必要があるのです。

 

■物件の魅力を引き出す方法とは?

『リノベーションでおしゃれに』
築年数が経っていても、“北欧風インテリアが似合うアクセントクロスのある物件”などのように、費用をかけずにおしゃれに見せる方法があります。
また、収納の少なさをカバーするポールや作り付けの棚などおしゃれに暮らす装備を追加してみましょう。

『単身向きだけど設備充実』
一昔前なら、ユニットバスがついているだけでも“風呂付き”の魅力がアピールできましたが、生活水準が上がり、追い焚き風呂、エアコン、TVインターフォン、インターネット回線、宅配ボックスなどを希望する単身者が増えています。
家賃5000円くらいの差なら、設備が充実している物件を選ぶという人も多いのです。

『エリアとニーズを徹底解析』
エリアの特徴とニーズを徹底的に研究することが、空室リスクを下げるアイディアをひらめかせます。
地元に強い不動産業者を味方につけると、客観的に所有物件の魅力に気づけます。
空室リスクの原因を洗い出して、収益の上がる経営を目指してみましょう。

 

 

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