不動産オーナー様へ

マンショントラブルは管理会社がキーポイント

騒音、駐車場、ゴミ出しマナーなど、マンショントラブルの事例はあとを絶ちません。
特に住民同士の面識がなく、年代や価値観が違えば重症化することが多く、マンションオーナーとしては頭が痛いところですね。
マンショントラブルの事例と、ベストな対処方法について考えてみましょう。

 

■マンショントラブルは早期対処が基本

マンショントラブルで最も多いのは、騒音トラブルです。
騒音の程度や感じ方は個人差がありますし、くつろぎたいときや、深夜になってガタガタ生活音が響いてきたり、楽器の練習をする住人がいたりするなど、クレームが発生するのはよくあることです。
こうした場合、住人同士で話し合いと言うのは難しいですし、間に大家さんや管理会社が入って、間をとりなすのが一般的です。
あからさまに相手への不満を言うと、角がたちますし、お互い様の精神で間をとりなすことが必要だからです。
中には、マンショントラブルが原因で、傷害事件や殺人事件に発展した事例もあります。
また、住人同士が気まずくなって、お互い退去してしまうということもあります。
1棟もののオーナーからしたら、一度に複数戸が退去してしまうのは、空室リスクにさらされてしまいます。

 

■管理会社の選び方でリスクを小さく出来る

オーナーさんが自分で管理している物件と言うのもありますが、入居者にトラブルが発生した場合、第三者が入ってそれぞれの言い分を聞き取り、妥協点を提案することが必要です。
副業大家さんの場合には、本業のスケジュールを縫って対応しなければなりません。
トラブル処理が入ると、落ち着くまで、それぞれからのクレーム電話がいつなるかもわからないのがストレスです。
そうこうしている間に時間がたってしまって、入居者間の関係がこじれでもしたら、大変です。
できれば、信頼できる管理会社をいれたほうが良いでしょう。
管理会社が入っていれば、クレーム対処にも迅速に動いてもらえますし、本業の勤務中にいつなるかわからないクレーム電話に怯えることもありません。

 

■共用部分利用の不満も管理会社が解決

騒音のつぎに問題になるのは、共用部分の使い方です。
・来客用の駐車スペースを勝手に使っている
・通路に私物が置かれていて邪魔
また、ベランダは避難経路になっている場合もあり、専有スペースではありません。
勝手にものを置けば規約違反ですし、隣と接しているこで問題が起こることもあります。
・ゴミを置いていて臭い
・子供を水遊びさせたら、水が仕切りを超えてしまった(声もうるさい)
管理会社ではよくあるトラブルのパターンを熟知していますし、入居時にある程度のルールをお願いして、マンショントラブルが起こるのを防いでくれるでしょう。

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