賃貸事業部

家賃が高いと感じるときの部屋探し

東京都内は日本一家賃が高いといわれていますね。
ワンルームの相場が10万円を超えることも珍しくありませんし、人気エリアのタワーマンションでは、20万円を超えます。
家賃が高いと感じるときの部屋探しのポイントについてお話しましょう。

 

■家賃はどうやって決められるの?

住みたい人が多い人気エリアは、土地の価格も高くなりますし、大家さんが投資している額も大きくなります。
大手建築会社が手掛けたタワーマンションでは、近隣の商業施設など、住環境を含めた開発費がかかっていますから、新築で高層階ともなれば、高い家賃をつけなければ儲けが出ません。
多くの人がいいなと思う条件が整うほど、家賃は高くなっていきます。
「借りたい人が多ければ、家賃が高くても借りたいという人がいる」ということなのです。
収入と家賃の目安について、収入の30%以下程度と考えると、家賃が10万円以上なら、収入目安は33.3万円、15万円で50万円、20万円なら66.6万円の収入レベルということになります。
東京での20代の平均的な手取り年収は、『平均年収.JP』によると484万円。
ボーナス年2回、1ヶ月分上乗せになるとして、月あたりは34.5万円で、この内の30%なら11.5万円。
もうちょっと安く住めないかなというところがホンネですね。
http://heikinnenshu.jp/kininaru/20dai.html

 

■優先させるものを絞って安い家賃を選ぶ

東京だから家賃が高くて当たり前だと思い込んでいませんか?
実は、よく調べてみると都内で家賃5万円前後という物件が出ています。
家賃がやすくなる理由としては…
・駅から10分以上離れている。
・乗入れ路線が少なく、他の地域へのアクセスが良くない。
・築年数が経っている。
・ブランド力、おしゃれ感がないエリア。
・間取りが変わっている。特殊な建物。
・日当たりが良くない。
・線路や道路が近くてうるさい。
・瑕疵(欠陥)がある。
項目だけを並べてみると「どれもそんな物件避けたいな」と思ってしまいますが、東京では穴場と言われる地域があるのです。

 

■穴場を知っている業者に相談

山手線では渋谷、新宿への接続の良さと、おしゃれな街という印象があるかを基準にすると、家賃相場は高くなります。
ところが、実際に住んでみると、商業施設がエリアに揃っていて、住宅と駅が近いし、清潔感もあるといった物件が山手線沿線で見つかるのです。
巣鴨・駒込なら、相場が抑えられていますし、赤羽なら埼京線で池袋、渋谷に乗り換え無しでいけます。
家賃が高いと思うなら、巣鴨・駒込や、赤羽方面に強い不動産屋さんに相談してみると良いでしょう。

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