賃貸事業部

【家賃相場】一人暮らしならどれくらい?

東京での家賃は、地方と比べて高いというイメージがありますが、どれくらいが相場なのでしょう?
実際には、物件の質や立地などで変わってきますから、山手線沿線や都心にアクセスしやすくてもリーズナブルな物件はあります。
一人暮らしの家賃相場について検証してみましょう。

 

■一人暮らしの物件の相場はどれくらい?

ひとり暮らしの向きの物件といえば、1R、1K、1DK、1LDKでしょう。
山手線沿線の相場を、検索サイトの情報から調べてみました。

<SUUMO>ワンルーム
高いところ⇒東京10.3万円、五反田9.5万円、原宿9.0万円
低いところ⇒西日暮里6.6万円、駒込6.8万円、田端6.9万円

<HOME’S>ワンルーム・1DK
高いところ⇒有楽町13.5万円、渋谷12.76万円、恵比寿12.51
低いところ⇒西日暮里7.74万円、田端7.9万円、日暮里8.12万円、駒込8.14万円
(2017.3.12しらべ)
ワンルームに絞った相場になっているSUUMOの方がやや低い相場になっていますが、山手線沿線に暮らす場合には、6.6万円~13.5万円の家賃相場といえます。
山手線は渋谷・恵比寿のエリア、東京・有楽町のエリアが高めで、田端~鶯谷に掛けてリーズナブルになる傾向があります。

 

■一人暮らしは家賃にどれくらいかけられる?

東京の20代後半の平均年収は340万円程です。
ボーナス1.5ヶ月×2回だとすると、月収はおよそ22.6万円
月収22.6万円で13.5万円の物件に住むと半分以上が家賃に消えてしまいますが、6.6万円なら16万円残り、割合的にも3割以下です。
家賃相場の高いエリアでは、山手線沿線に住むのはきついですが、ワンルームで西日暮里6.6万円、駒込6.8万円、田端6.9万円に住むのは予算的におさまるのではないでしょうか。
都心への通勤や、買い物や遊びのことを考えると、山手線沿線というアクセスの良さはかなりのメリットです。
しかも、相場が低めの地域では、都会の喧騒は感じにくく、懐かしい雰囲気が残るエリアが多い印象があります。

 

■山手線の穴場と言われるマチ

山手線の中でも、西日暮里、駒込、田端は住んでみると落ち着いたマチですが、再開発でおしゃれで都会的な印象を高めた恵比寿-渋谷のようなインパクトが薄く、東京で住みたい街として名前が挙がりにくいようです。
それだけに、
・駒込のように六義園のような庭園があり緑豊か
・東大や研究機関が多い文京地区からも近い(教育に良い影響がありそう)
と言った魅力が大きく知られていないことを考えると穴場といえます。
一人暮らしにかけられる予算と、ワンルーム、1DKの相場を考えると日暮里、駒込、田端は検討してみたいエリアですね。

ブログ不動産関連記事をもっと見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます