社長ブログ

不動産購入

不動産 良い間取りとは?

今回は、「良い間取り」とは何か?確認するポイント
一部について解説します。

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間取りについては皆様それぞれにお好みがある為、何が正解かというと難しいところですが、プロ目線で「貸しやすい」「売りやすい」と言った資産性の観点に重きをおいて、理由とともにポイントをお伝えさせて頂きます。

1.デッドスペース(特に廊下)が少ない
お部屋全体の床面積に対し、廊下面積が少なければ、その分居室や収納等の有効スペースの面積が大きくなります。
また、廊下を少なくしようとすると、マンションでのお話になりますが、必然的によくありがちな「田の字型」の間取りにはならず、「※ワイドスパン型」の人気が高い間取りになりやすいです。
<※ワイドスパン型とは、2LDKであれば、LDKと2つの居室すべてが横並びになってバルコニーに面している間取りを指します。田の字型で必ずできてしまう共用廊下向きのお部屋が無く、全てのお部屋で開放感と陽当りの確保ができるのが利点です>
ただし、LDKの両サイドに寝室が配置されることが多いので、LDKで集まりやすく、家族間でコミュニケーションは取りやすいですが、夜、LDKの物音が居室に漏れやすいという欠点もあります。
お子さんがまだ小さい家では、夜、会話やテレビの音などを気にしないといけない可能性もあります。

2.家事動線がいい
わかりやすいところですと、トイレと洗濯機置場の位置は間取りの良し悪しが現れやすいです。
トイレはリビングと主寝室から行きやすく、かつ、音と匂いの影響が出にくい位置関係がベストです。
洗濯機置場はお風呂に近い方が良く、バルコニーまでスムーズに移動できる動線が好ましいです。
ただし、洗濯機置き場については、戸建の場合好みがハッキリわかれます。
作業しながら洗濯したいということで、2Fリビングに欲しいという方もいらっしゃいますし、水回りは1階に集中したいという方もいらっしゃいます。
これは完全に好みと思われます。

3.収納の豊富さ
最近ではウォークインクローゼットがある物件が増えました。
居室は狭くても、収納が十分にある方が使い勝手はいいです。
特に小さいお子さんがいる場合、シューズクロークがあれば、そこにベビーカーなど置けますので大変便利です。
では、収納スペースはどのくらい必要なのか? 目安としては衣類だけでも1人1帖。
他の物も収納するためには倍の2帖(約1坪)が必要と言われます。
床面積に占める割合で言うと、12~13%程度が一般的です。
参考にしてください。

最後に戸建について、1FにLDKがいいのか?
2F にLDKがいいのか?よくご質問をお客様から受けます。
個人的なお話になりますが、やはり都心部の場合、1Fは陽当りが悪いことが多いですから、一日の大半を過ごす2FにLDKがある方がいいと思われます。
また、構造上の問題のお話になりますが、LDKは壁が少ないため、1FにLDKですと、一番負担が掛かる1Fに壁が少なくなり、耐震性ということでも2FにLDKの方が理にかなっていると思います。

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本日は以上となります。
次回も引き続き、 失敗しない不動産購入をしていただく為のノウハウをお届けいたします。

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