不動産購入

住宅ローンで後悔したら考えてみたいこと

住宅ローンは返済期間が長いですし、支払いが苦しいことや後悔することがあるものです。
「家賃と同じくらいの支払いなら続けられる」と思っていたけれど、リストラや転職などで収入が不安定になることや、離婚など思いもよらないことが起こるのが人生です。
あなたが、住宅ローンで後悔したときに知っておいてほしいことをまとめてみます。


■お金がないので生活に余裕がない

念願のマイホームに住むことが出来たのに、何年か経つと、家族で出かけることもなく切り詰めた生活に辛さを感じるようになって来ることがあります。
共働きで必死に稼いでも、住宅ローンにすべて消えて、教育費さえためることが出来ない…。
子供が小学校入学のタイミングで住宅を購入した場合、10年後は17歳の高校生。
ちょうど設備や外壁の塗装、修繕などが必要になる時期がかぶってしまいます。
住宅ローンが苦しく感じられるタイミングとしては、5年固定ローンで返済額があがるタイミング、修繕費が発生する10年頃のタイミングです。
もちろん、経済状況が不足の出来事で変わってしまったという場合にも苦しいと感じます。
お金のことでいつもピリピリして、家族がバラバラになってしまっては、「住宅購入の目的が何だったか」と後悔ばかりになってしまいます。


■知っておきたい返済額を圧縮するための方法

① ローンの借り換え
現在、固定金利でも1.0%を切る商品が出ています。
(じぶん銀行 固定10年当初引き下げプラン 2017年3月末金利0.5%など)
・3年固定、5年固定などでステップアップに差し掛かっている。
・ローンを組んだ当時、金利が2.0%以上だった。
そんな場合には、ローンの借り換えで返済金額を圧縮できます。

② 売却して住み替える
経年劣化によって住宅の価値はどんどん下がっていきますから、人気の立地で、土地の評価額が上がっているという場合以外、売却できてもローンが残る可能性があります。
そんな場合でも、住み替えローンでは、残ったローンを加えて組み直すことが出来ます。
現在の残高より少ない借り入れで購入できる物件ならば、月々の返済額が圧縮されます。
自社買い取りを行っている業者や、中古売買が得意な業者に相談すると、スピーディーに話を進められます。

③ 任意売却(民事再生)
①や②では解決できないほど困っている場合には、任意売却を検討してみましょう。
3ヶ月程度の滞納があり、売却額ではローン残高の差額を支払えない場合に認められます。
ローン返済の事故と同じ扱いになり、しばらくローンが組めなくなってしまうデメリットがあります。
③や破産となれば、金融事故扱いになってしまいますし、できれば、①や②での解決ができたら良いですね。
返済を放置して滞納して競売になってしまったら、相場よりも安くしか売れませんし、苦しいと感じたら、不動産業者に住み替えを相談してみましょう。

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